<STOP! 海賊版「ありがとう、君の漫画愛。」グローバルキャンペーン>
7月17日「漫画の日」
日本の人気漫画作品が、世界4カ国で「ありがとう」
一般社団法人ABJ(以下、「ABJ」といいます)は、7月17日「漫画の日」に「ありがとう、君の漫画愛。」グローバルキャンペーンとして、アメリカ・イタリア・スペイン・フランスの4カ国同時に「ありがとう」を伝える新聞広告を掲載します。
アメリカ:The New York Times
イタリア:la Repubblica
フランス: Le Monde
スペイン:El PAÍS
「ありがとう、君の漫画愛。」キャンペーンは、2023年3月9日「サンキューの日」に日本でローンチ。「海賊版を読むのはやめよう」ではなく「正規版を読んでくれてありがとう」と呼びかけるユニークでポジティブな啓発が話題となりました。SNSでは普段は話題にならない海賊版問題について、正規版読者がたくさんの声を投稿、その結果「正規版を読んでいる存在」が可視化され、「海賊版はやっぱりダメだよね」という空気を醸成。当時、月間2億を超えていた日本向け海賊版上位10サイトへの合計アクセス数を半減させることに寄与しました。
しかし、世界に目を向けてみると、英語翻訳の海賊版大手10サイトへの合計月間アクセス数は5億を超え(2024年5月期)、タダ読みされた金額は月間1311億円(同)*1にものぼっています。英語以外にも多数の言語の翻訳海賊版サイトが存在し、被害は年々、深刻化しています
一方で、日本国内同様、世界には正規版を読んでくれている読者が多数います。そこで前述4カ国の主要紙、アメリカ「The New York Times」、イタリア「la Repubblica」、スペイン「El PAÍS」、フランス「Le Monde」で正規版読者への感謝を伝えます。各国ごとに人気の漫画作品を前面に起用。広告内のQRコードを読み込むと、漫画たちからの「ありがとう」の歌も聴くことができる設計になっています。この曲は、2023年に日本の「ありがとう、君の漫画愛。」キャンペーンの一貫としてリリースされた「漫画✕Vaundy ありがとう」です。
掲載日:7月17日「漫画の日」(1841年、世界でもっとも古い風刺漫画週刊誌「パンチ」がイギリスで発刊された日。)
掲載紙:アメリカ「The New York Times」、イタリア「la Repubblica」、スペイン「El PAÍS」、フランス「Le Monde」
*1:英語翻訳の大手海賊版10サイトに掲載されている漫画作品(日本だけでなく韓国、中国の作品も含む)がタダ読みされた金額を独自に試算してします。コミックス一冊相当分が海賊版サイトで読まれると500円がタダ読みされたという計算です